大変ごぶさたしております。皆さんお元気ですか〜?自分はなんとか元気にやってます!
この前のエントリみたら一年前?とかで時の流れに軽くビビったんですが(汗)それでも、こちらを更新すると、今でも見に来てくれる方がいらっしゃるのは本当に有難いです。。(拝)
さて表題の通り、此度めでたく新連載を始めさせて頂くことになりました!!!(祝)
このところずっと水面下に潜って準備してたのは、これだったんですね〜原稿大変だった…(しみじみ)
って、いや今でも普通に原稿真っ最中なんですけど(爆)とにかく、昨日から公開しております!
もうツイッターとかでご覧になった方もいるかもですが、↓↓↓こちらの作品になります。
6/28より、KADOKAWAのデンプレコミック様にて月刊で連載させて頂きます!今回も王道少年漫画です!!
テーマは比較的新しいジャンルながら、近年ブームのきざしを見せているトレイルランニングです!
同時に、企画の監修でご協力頂いてる登山アプリ運営会社YAMAPさんのトレラン応援企画サイト&クラウドファンディングも始まってますので、そちらもご興味お持ち頂けたら覗いてみて下さい。カゼキル関係の素敵なリターンもあるそうですよ!
この企画の実現にあたって、以前にクライミングの漫画を(それこそ、大多数の日本人がクライミングを知らなかった頃から汗)連載していた自分に「だからこそ」とお誘いを頂けたことは、本当に嬉しかったし幸運だと思いました。
自分が前作『オーバーハング!』という、屋内のボルダリングだけでなく、外岩もあるクライミングをテーマにした少年漫画を連載するに至ったきっかけなどは、折に触れてお話させて頂いてますが(東日本大震災ですね)
とにかく、これからの若い人が「自然に触れる入口になって欲しい」という強い思いがあったからです。
自然はつねに美しく壮大で、人を大らかに包んでくれるものだけど、同時に人類のちっぽけな都合などお構いなしに、ひとたび牙をむけば圧倒的な威力で、我々のか弱い生命を圧し潰してしまうこともある、畏怖すべき存在でもあります。
そういうことを、日本人は何度も繰り返す震災や洪水などの自然災害によって思い知ってきました。
でも、近年ますます教育などの現場では「面倒なことや、少しでも危険があることは一切やらない」という風潮が強くなっているそうで、アウトドアの基礎知識(たき火やナイフの使い方とか、そういう常識レベルの…)を学ぶのは個々人の育った環境(親の意識とか資金力とか)に依存するしかないようです。
身近にキャンプとか登山の趣味を持ってる大人がいない子などは、まったくそういう知識を得られないまま、大人になる可能性もあるってことですよね。
これは、逆にけっこう危険なことなのでは?とか自分は考えるわけです。
本当に”常識レベル”のアウトドアの基礎知識、例えば―
・人間は溺れたり雪や土砂に埋まったりして何分間、体の中に酸素が供給されないと、死んだり障害が残るのか?
・高いところから落ちたり物が落下してきた時に、本当に致命傷になりかねない「絶対に守るべき場所」は体のどこか?
・大ケガをして出血した時、どれくらいの血液が体内から失われると生命の危険があるのか?出血を止める方法は?
・山で道に迷った時は分岐や崖の多い沢に下るのではなく、元来た道を戻るか、稜線に登って救助を待つ方がいい(とされる)
・洪水や津波など大量の水がこちらに迫って来る可能性がある時は、少しでも高い場所に移動して身の安全を確保するべき
・全く健康体の人でも、熱中症や低体温症など急激に体温が上昇/下降したり、体内の水分量が変化すると生命の危険がある
・それまで好天が続いていても、ある気象条件がそろった時は突然、予想も出来ないほどの大嵐に見舞われることがある
…このあたりのことは、本当は学校でも地域でも何でもいいので、全ての人が一度は詳しい人から教わっておいた方が絶対いい知識だと思うんですよね。(もちろん全部じゃなくて、これに類することは他にもいっぱいあると思います)
でも現状、これらのことをきちんと教えられる知識や実績を持っている人って、救命救急のプロとか凄く限られてると思います。
一方で、山や海の現場でガイドやレスキューとして働く人たちの中には、経験的にこういうことを熟知されてる方も多い。
そういう、本当に現場を見て現実を知っている、しかもご自身の知識を人に伝えたいと思ってくれている、そういう大人の方々に、まだ知識のほとんどない子供や若い人が接点を持てるようになる、さらに自分でも勉強しようと考えられるようになる。
そんなきっかけ作りを、アウトドアを舞台にした漫画作品という「入口」で、少しでもお手伝いできないか?ということが、前作から今回のトレラン漫画に至るまで、ずっと自分の中に強くあり続ける思いなのです。願い、と言っても構わない。
そうすることが、いつかたった一人でもいい、誰かの「命」を助けることに繋がれば…と思うから。
あらら、またコイツなんか感極まって大袈裟なこと言ってるよ…とか呆れられてるかもなんですが(汗)
まあ、こちらに来られる読者様については、もぐさん(なつかし…!)通常運転だね〜と生温くスルーして頂ければ幸いです。。
ひさびさに深夜のブログ更新テンションで長文になりかけましたが、このブログという文化もそろそろSNSの短文に取って替わられるようで、次の更新が果たしていつになるやら予想もつきません。。(とりあえず次の原稿をね…汗)
今は有り難くも与えられた機会を活かして、この連載を少しでも長く続けて、一人でも多くの読者さんに届けられるように、精一杯頑張りたいと思います。
読んで下さる読者の皆様がいるからこそ、自分はこうして存在出来ていると思いますので(これは大袈裟じゃなく)今後とも応援、お見守り、お力をお貸し頂きたく、何卒宜しくお願い申し上げます!(拝)
それでは皆様、これからも『カゼキル 〜GREAT TRAIL RUNNERS〜』を末永くよろしくお願いします!!!
(※※次回の連載更新は約一か月後の7/26(金)になります)
<追伸>
それともう一つ、わりと大事な?お知らせがあります。個人サイトに関係することですが。
実はネットのニュースで見た方もいそうなんですが、ヤフーブログがもうすぐ終了してしまうんですよね。。
うちの古式ゆかしい(笑)イラストレーター時代からの個人サイトもぐニュースのリンク先にあって、大量の画像をさっくり載せてくれる太っ腹さが有り難かったのですが。無くなるのは仕方ないので。
ということで、サービス運営側が用意してくれた別会社のブログに移行することになりました。
以下(今はまだ見られるけどもう更新は出来ない移行元と)移行先のリンクになります。
移行元
↓これの中身が丸ごと、こちらにお引越しになります。
ちょっとデザインとか整える時間がなくて、サービス提供の移行ツールでどががーっと流し込んだそのままの状態になってるんですが…なんか見慣れなくて落ちつかないですね。。(汗)
(とはいえこちらも、今後あまり更新できそうにないんですが…ていうか、サイト自体どうしよう…?考)