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いつか、「世界を買い叩く!」


ども。。
…内心、「あんだよ〜?オブ○ユ○コが大臣になれんだったら、オレだって大臣やってみてーよ〜」とか身の程知らずな暴言を吐いて身内からも失笑を買った、もぐでございます。。(ペコ)
相変わらず微妙なお天気ですねぇ。


というわけで?また今日もシリアス・ワッシー画像使い回しです☆

でもこれ(例のイベント用チラシの部分素材ですね)、ブログ用にちゃんと一コマサイズに切ったら、思いの他ほんとの漫画っぽくカッコよくなって、ますます「あぁっ!公式ハゲタカ漫画が描きてぇ〜!!」と持病が重くなってしまいました…(アホか)。
※セリフだけは後入れなんでちょっとガビガビだけど〜

…本当に、いつかそんな日が来ないものか。。
いやもう限りなく真面目にね。。。(涙)

公式漫画やるんだったら、これだけは、割と元の作品(つまりドラマ)に忠実にやるべきだよな〜とかそんなことまで空想してたり。
何しろ、若い人とかをNHKドラマ本編に引き入れたいので!!(奮)

それとも、やっぱりいっそオリジナル要素全開で、まったく新しい世界観で、でも本質的には同じテーマを語るんだろうか?とか。
小説版→ドラマ版→コミカライズ、の流れで??

…ってそんな予定全然ありませんけどね〜…トホホん☆(苦笑)。



最初、唐突に世襲政治家の話題なんかで始まりましたけど。。

思うに、ドラマ「ハゲタカ」の構想が生まれた頃は、つまりホリエモンとか村上とかが跋扈(…)してたあの当時の気分って、正に今の状況と真逆、だったんだろうと思うんですよ。


つまりね。
「腐ったこの国」=「出口の無いガチガチの古い既成概念の塊」
だったはずだろうと。


だから、それを何のしがらみもなく(そのように当時は見えた)軽やかにブッタ切る、そういう若い彼らの姿に世間は何かしらの夢を見て、自分たちの未来を託したかったんじゃないかと。

でも、その結果得られたものって果たして何だったのか?

派手な掛け声の元に行われた数々の「規制緩和」は、それぞれの業界に混乱と倫理の低下をもたらし。(Mフーズ問題とかもそうね)
大企業の論理だけが優先された挙句、労働者の権利はとことん制限され。
ゼロ金利政策の下、この国の富の多くが海の向こうの欧米金融バブルを膨らませるために吸い上げられて、ほとんど戻ってこない。(どころかまだまだ取られてる…汗)


あの「改革の季節」って、結局は何を残したんだ?
一体、あれらのことは、誰を、幸せにしたというのか?


今ではそれらのマイナスの面だけが声高に叫ばれてて、だからこそまるで時代が一つか二つは逆行したかのような奇奇怪怪な光景が、政治の世界に限らず展開しているのですが。

…でも、じゃあだからあの時代の気分は、全てが間違っていたのか?というと私には必ずしもそうも思えなくて。(主張が矛盾してるように見えたらすいません。。)

だって、やっぱり違和感あるじゃないですか…?

自分とそう年も変わらない”女の子”が、何か公的な責任あるポストでたくさん経験を積んだとかでもないのに、ただ父親が元総理大臣だったっていうだけで、リアルに一国の大臣、ですよ??

…こんなの、大河ドラマの「大老の家柄の子供は大老」とまったく同じじゃないですか〜!っていつの時代だよホントに。。(失笑)
考えるとだんだん腹が立ってくるというか。。。




ドラマ「ハゲタカ」の鷲津が、アメリカから帰ってきて、この日本でやりたかったことって何だろう?と考えると。

やっぱり「この国を変える」ってことだったはずで。

それは当然、彼なりに信じる「より良い方向」へと。。
ただ、それが最初の頃は彼自身の辛すぎる経験のせいで若干歪んでいた側面もなきにしもあらずで…本人も突っ張ってたしね(笑)。

とはいえ、その「志」には凄く純粋なところもあっただろうと。。


…だからきっと、私は何だかんだで鷲津が好きなんだろうな…。


”思うだけ”って、割と、簡単じゃないですか。。
「世の中のここが間違ってる」とか、「こんな世の中は変えなきゃだめだ」とか…。飲み屋でさんざ愚痴言うとかね(笑)。
でも、じゃあその人たちが実際に何かをやるのか?というと、自分のごく身近な範囲でさえも変えるなんて事は容易じゃない訳で。


ましてや「世界を変える」だなんて。。
そんな大それたことを、本気でやろうと考えちゃうなんて。


…正直言って、”大馬鹿者”だけだと思います(爆)。


自分がお金儲けして安楽に暮らしたいだけだったら、本当は、世の中を変えるなんてことよりも、上手にその仕組みに乗っかって泳ぎ渡って行くのが一番だろうと思うんですよ。(例:飯島専務。笑)
自分が矢面に立つなんてリスクは犯さずに、誰かが何かをしてくれるのを待つとか。


でも、鷲津という男は、それをたった一人でやろうとした。


多くの人から恨まれ憎まれ、”ハゲタカ”と蔑まれて、誰にも理解されなくても、自分なりの信じる方法で、やり遂げようとした。

「腐ったこの国」のありようを、変革しようとした。

そのために選んだやり方は、少し曲がっていたかもしれないけど。。
(…そこらへんを、例えば父親世代ではなく祖父世代である大木会長との邂逅が、大なり小なり修正してくれたようにも思えますが☆)


ドラマの物語的には、あれで鷲津の時代は終わったことになってるみたいだけど。…最後とっても地味に退場して行きましたしね。。

私は、鷲津の戦いがあのまま終わるべきではないと今も信じてる。

鷲津自身はもちろんだし、いつの日か、彼の「志」を正しく受け継ぐ個人(または集団)が現れなくてはならないだろうと。

本当にこの国の現状を変革し、未来を切り開く若い人々が…。


幕末の日本で、いち早く目を開いて世界を見ようとしたにも関わらず、早すぎた時代の無理解のせいで、不運にも処刑された吉田松陰のような人物たちがいて、でもそんな彼らの存在がなければ、後に続く維新の志士たちの多くが決して現れなかったというように。
…どなたかがそれを指して「”体制”に己が”肉体”を激突させて死」んだ、と評していましたが…。

そうやって、身をもって「何か」を世の中に気づかせた個人だっただろうと。
(あ。でもワッシーを人気者の松蔭にたとえたりしたら、性格ねじまがりすぎてて、あっちのファンから非難轟々来そうでそれも怖いですね!?爆)


そんなことをつらつら考えつつ。ふと気がついたことは。

…あぁ、自分がやりたいことって「伝道師」みたいなことか、と☆
もしくは「福音書記者」??(その例えも危険だな〜。。汗)


「確かに、こんな個人がいた」っていうことを、誰かに伝えたい。
めまぐるしい時間の流れの中に、埋もれさせてしまいたくない。

自分の生涯をかけて、そういうことを語り続けたい。


こんなことに、段々と気がついて来ましたね。。それを自分はストーリーの漫画とかでやりたいんだな、と。(もちろんずーっと「ハゲタカ」というわけには行かないでしょうが…苦笑)

だから、そうなれるようにこれからも頑張り続けます♪
(※…ってワッシー、すっかり実在の人物?になってるよ…(笑)とかの突っ込みは置いといて。。)



「腐った世の中」を、この自分たちの手で、変えていくこと。



鷲津が「金」で、それをやろうとしたように。

私は、いずれ「物語」でやろうと思っています。



そしていつかは…「世界を買い叩け!!!」、って感じで☆(爆)
(…ってホント、大それた野望ですよね。。。汗)





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